金属アレルギーの原因・対策とコーティング方法
まず金属アレルギーとは?
アクセサリーや日用品に使われている金属が、汗や体液などでわずかながらに溶け出し、イオン化した金属が身体に入り込むことによって、次に同じ金属が触れると拒絶反応を起こして、かぶれる現象(アレルギー性接触皮膚炎)のことを言います。
一般的に知られている金属アレルギーの症状としては金属が触れた箇所に湿疹ができることですが、金属が触れている場所以外でもアレルギー症状が出る可能性があります。手のひらに水泡ができたりアトピー、喘息を引き起こすこともあります。
ガラスコーティングのメリット・デメリット
ガラスコーティングの特徴として、施工することにより無機物のガラス膜を表面に形成するため、製品の表面が本来の成分とは違うものになります。
このため、金属、シルバー、アレルギーの方などにとっては大変メリットのあるツールになっています。
溶剤の主成分であるケイ素化合物、ジブチルエーテルが水分と反応することで下記画像のように1層辺りの厚さ300~800nmの無色透明のガラス膜を形成します。(GLATIONでは、3回施工します。)
ガラスコーティングでは、コバルト100%の金属を汗の成分にひたした時融解率60%防ぐことができます。 完全には防ぐことができないのがデメリットとなるでしょう。